2009年11月02日

やっぱりサッカーはサッカーでうまくなる!

今、子供にサッカーを教えているが、正直なかなかうまくならないので、悩んでいた。 昔取った杵柄で教えているが、伝わっていないようだった。

ところが、書店で見かけた一冊の本に衝撃を受けた!

サッカーコーナーで見かけた村松尚登さんの著書『テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか』である。 著者はスペインで12年間もサッカーコーチとしての経験を積み、現在はFCバルセロナのコーチを務める人物である。

この本を読んだら、日本人と同じように体格のハンディがあるスペイン人が何故サッカーがうまいのか?が明快に書かれている。 そして、その処方箋がいろいろと提示されていて面白い。

タイトルにもあるとおり、日本人はテクニックはあると言われる。 しかし、ワールドカップでは2002年を除いて歯が立たない。 環境の問題も多分に含んでいて、大きなコミュニティで解決しなければならない問題もあるが、たいてい自クラブでも取り入れることができる。

ベースになっているのは、戦術的ピリオダイゼーション理論である。 あのインテル監督のジョゼ・モウリーニョも信奉する理論である。 

少々理屈めいた部分があって、実践的なメニューが知りたい諸氏には、バルサ流トレーニングをまとめた著書が有益だ。



Posted by 明太子でお茶漬け at 22:37